備忘録

ただの日記になると思います

劇団四季「ノートルダムの鐘」を見てきた

いま横浜で公演してる劇団四季の「ノートルダムの鐘」を観てきました。

いわゆるメインテーマ的なものしか知らず、しかもあの曲が「ノートルダムの鐘」だってこともつい数ヶ月前に知ったばかりの素人もいいところなわたしですが、劇団四季はとても好きです。

華やかでどこを観ても無駄がないところとか、ストーリーが追いやすいところとか、列挙したらきりが無いんだけど。

 

作品としては特に「キャッツ」と「オペラ座の怪人」が大好き。

劇団四季 キャッツ 30周年 特別カーテンコール - YouTube

劇団四季:『オペラ座の怪人』 ウェブ限定動画「ファントムの愛」篇 - YouTube

初めて観たときからラムタムタガー単推し。

結局一番モテるのって、一見軟派なのに実は情に厚くて子供に優しい、みたいな奴なんですよ。わたしってなんてチョロいんだろう。

 

ところで今回観た「ノートルダムの鐘」には、わたしの見慣れた四季っぽくないところがいくつかあって、それを書き残しておこうと思う。

わたしがよく観ている四季の作品はどれも演出が具体的でわかりやすかったし、華やかだなぁという印象だった。

セットも衣装も細かく作り込まれていて、さながらその場面にいるような印象を持っていた。

 

ストーリーの根幹に触れてしまうから細かい部分を言語化するのは避けたほうがいいのかなと思うんだけど、演出や衣装やセットが抽象的だったり、役者が舞台上で別の役を演じ始めたら、というのが多くてびっくり。

確かにふだん観ている四季以外の舞台作品ではよくやられている手法で、例えばセットの一部を役者が転換したりとか、暗転せずに次の場面に移ったりとか、そういう演出。

個人的にはすごく好きで、役者もセットの一部で、セットも物語の一部で、細かく説明されなくても観客も物語の一部として場面を共有している感覚みたいなものがあって、それを四季で観られたことにびっくり。

とてもシリアスで重くてほとんど華やかさのない現実的な物語だからこその、あの人の力を最大限使った演出だったのかな、と。そんなことを思ったりしました。

 

どうやらディズニーアニメのものよりも原作寄りらしいので、まずはそちらを読んでみようと思って手に取ったんですが、後の展開が分かっているだけになかなか進まなくて。

すぐにもう一回観たい!と思えるような単純なエンタメ作品ではなかったけど、じわじわ染み込むような舞台でした。

 

個人的には自分の仕事のこともあって、「パターナリズム」という言葉が頭をちらついていた。

少なからず罪悪感を覚えてしまったということは、そういうことなんだよな。