備忘録

ただの日記になると思います

美しい人の話をする

まず先にお断りしておくと、わたしは完全なにわかファンである。

この美しい人のことを知ったのはここ1年ほどで、全ての活動を追いかけているわけでもないし、過去の活動を遡ることができたわけでもない。

そんな人間をも虜にした人の話をさせて欲しい。


美弥るりかさん、という方。

宝塚歌劇団月組に所属している、男役のスター。いわゆるナンバーツー。


まず何がいいって、外見が暴力的に美しい。

大きな目、長い睫毛、真っ白な肌、細くて長くて、女性としても華奢な体躯の持ち主。真顔も笑顔も憂い顔も息を呑むほどの完成度。

甘くセクシーに響く声も素敵。コロコロと笑う声も歌声とギャップがあって素敵だし、フリートークでふわふわとおしゃべりされた日にはギャップで死んでしまう。

年下のトップスター、珠城りょうさんとのコンビネーションも素晴らしい。体格差をもむしろ武器とする相性の良さ。安定感抜群の演技と歌とダンスで、しっかりとトップや娘役さんたちを支えるような、内面からの逞しさをお持ちでらっしゃる。


わたしがここまで美弥るりかさんに心酔したのは恐らく、初めて拝見したのが「カンパニー」そして「BADDY」だったからだと思う。

カンパニーの美しすぎる、という陳腐な表現では言い尽くせない大人気バレエダンサーは、初見のわたしでさえ美弥さんのための役だと思った。

そしてBADDYである。何と言ってもBADDY。

男性なのか女性なのか、性別さえも超越した麗人。表情、服装、髪型、身のこなし、歌声、ダンス、どれを取っても超一級のセクシーさ。破天荒な、でも魅力的なストーリーの中でひときわ輝くスイートハート。目を奪われてしまった。

後に知人からいかにBADDYが破天荒なレビューだったか、ということを聞くことになるのだけれど、そんなことは置いておいて、とにかく美弥さんは美しかった。美しすぎて涙が出るなんてこと、あると思わなかった。

閉園後にふらふらしながらパンフレットと写真を買って、抱き締めながら帰った。


笑っちゃうほどダンディでワルなのにグッディにデレデレな(でもスイートハートに「俺の」とか言う!許せん!)な珠城さん演じるバッディ、可愛らしさも強さも持ち合わせていてハイレグの衣装まで完璧に着こなしてしまう愛希れいかさん演じるグッディも、本当によかった。あれ以降何作か宝塚の公演を観て、「BADDY」がいかに異端か、ということを知った今でも、あれ以上に心を奪われるレビューはまだないかもしれない。


いま公演中の作品で美弥るりかさんという美しい人は、宝塚の美弥さんではなくなってしまう。それがどういうことなのか、わたしにはまだわからない。いわゆる人事のことも、わたしにはわからない。

今のところわたしの大好きな美弥るりかさんは、月組の頼れる2番手で、世界一美しい人だ。きっと卒団されたあとの美弥るりかさんも変わらずお美しいのだと思う。お顔を思い浮かべるだけで泣きそうになってしまうぐらい、美しい人でいてくださるのだと思う。


なんで急にこんなこと書いたかって言うと、「夢元無双」を見に行かれるか不安なのと、早く写真集が見たいからです。